本のかんたんな紹介
今回紹介する本はこちらです。
『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える』 著：千田琢哉
この本は、本を読むことを全肯定してくれ読書のモチベーションが上がる本です。
なぜこの本を読んだのか
本屋さんで見たタイトルに惹かれたからです。
読書が習慣になってきて、改めて本を読むことの効用を復習したいという気持ちもありました。
ユニークな一節の引用抜粋
人生は量をこなしてなんぼ、遠回りしてなんぼなのです。
たくさん情報が溢れている世の中で、いろいろな言葉を浴びていると自分の心を置き去りにしてまで「近道」を探したくなります。
そんな中で常に心に置いておきたい言葉です。
子どもは親がコソコソやっていることに憧れる。大人が楽しそうに読むだけで、子どもは本好きになる。
目からウロコでした。確かに誰かが楽しそうにやっているものは試してみたくなりますね。子どもにとっての親なら尚更だと思います。兄弟もありそうですね。
忘れがちになりますが人を動かすにはまず自分から、と改めて感じました。
読書家にとっては落ち込む経験は、読書する楽しみが沸々と湧いてくるチャンスをゲットしたようなもの。
辛いことや悲しいことがあったとき、「自分には本が思える」とセーフティネットを持っておくことはかなり安心感につながります。
感情が動いているときに本を読むことでよりその本が鮮やかになったりするなぁと思いました。空腹は最高のスパイス、ならぬ感情は最高のスパイスかも。
自分の考えや本への想い
「読書」についてだけではなく、「仕事をする姿勢」についても言及しており印象に残っています。
著者から出てくる言葉は自分の中にいい感じにフィットして居心地の良い言葉でした。
たくさん言葉や物語を知り、より自分の感性に当てはまりやすい感覚を見つけていきたいと感じました。
まとめ
なんとなく読書はしたいけど習慣にできない人、読書をするための背中を押して欲しい人におすすめです。
行数が少なく簡潔に書かれているので読書に慣れていない方も読みやすい本です。
また読書がすでに習慣になっているが改めて「読書とは何を得られるものか」を見直したい人、自分の中で明確にしたい人にも読んでいただきたいです。
